SINAPSについて

あそぼう。自主研究を日常に。

あそぼう。
自主研究を
日常に。

暮らしの中の「なぜ?」は、心躍る「あそび」の始まり。
私たちは、誰もがその好奇心から探求へと歩み出し、

人と繋がれる文化を創っていきます。

暮らしの中の「なぜ?」は、
心躍る「あそび」の始まり。
私たちは、誰もがその好奇心から

探求へと歩み出し、
人と繋がれる文化を創っていきます。

一般社団法人 学生自主研究推進機構(愛称:SINAPS (シナプス))は、2012年から2021年まで開催された ”自然科学分野を学ぶ全国の学生が自主研究の成果を発表する自主研究発表会 「文部科学省主催 サイエンス・インカレ」” に出場したことがある学生たちによって、2015年から活動を開始し、2016年3月に任意団体として立ち上げられました。その後、2019年9月に一般社団法人化しました。

サイエンス・インカレでは、サイエンス・インカレ アンバサダーとして、大会開催前から開催後まで一貫して、サイエンス・インカレに新たに出場する学生のサポートや学生同士のネットワーク構築を行ってきました。2021年に文部科学省主催 サイエンス・インカレの開催が終了し、サイエンス・インカレ アンバサダーとしての役目を終えましたが、自主研究を通じて築いた学生間のネットワークの重要性はとても大きなものであると感じていました。

その大切な繋がりを絶やすことなく、さらに発展させていきたい。私たちは「あそぼう。自主研究を日常に。」というミッションを新たに掲げ、活動を続けていくことを決意しました。この言葉には、自主研究は決して特別なモノではなく、「あそび」からはじまり,その延長として、日々の生活の中で誰もが気軽に自主研究を楽しみ、探求の輪を広げていってほしいという私たちの願いが込められています。

現在、私たちの活動は、「サイエンスインカレ ネットワーク」として、主に三つの柱で展開しています。

まず一つ目の柱が、オフラインイベントである「サイエンスインカレ」です。これは、学生たちが自身の研究を持ち寄り、参加者同士の意見交換や交流をすることを大切にしたイベントです。研究発表は、そのためのきっかけの一つであり、そこから生まれる新たな出会いと発見の場を提供しています。

そして二つ目の柱が、オンラインを基盤とした「サイエンスインカレ コミュニティ」の運営です。全国の自主研究に興味のある学生・社会人が時間や場所の制約なく繋がり、日常的に情報交換や議論を交わすことで、世代・地域を超えた繋がりをつくると同時に、新しい自主研究やイノベーション、共同研究などが生まれる土壌を育んでいます。

最後に、三つ目の柱が「サイエンスインカレ コネクト」です。これは、 同じ志を持つ大学や外部団体と積極的に繋がり、イベントへの参加・協力を通じて私たちの知見を社会に還元していく取り組みです。様々なプレイヤーを繋ぐハブとなることで、自主研究の文化そのものを社会全体で豊かにしていくことを目指します。

私たちはこれからも、これら三つの活動を軸に、ミッションである「あそぼう。自主研究を日常に。」の実現を目指し、自主研究が学生にとってより身近で、心躍る「あそび」となるような環境づくりに邁進してまいります。


Value SINAPSのバリュー

探求心をあそぶ

「なぜ?」「面白い!」という自発的な好奇心をすべての原動力とします。結果や評価だけでなく、探求のプロセスそのものを、あそびのように夢中になって楽しむ姿勢を大切にします。

境界を越える

専門分野や世代、地域といったあらゆる「枠」に安住せず、積極的に外の世界へ飛び出すことを奨励します。多様な人々との出会いと交流こそが、予測不能な化学反応と新しい発見の源泉です。私たちは、その過程で自らの常識が壊されることすら楽しみ、変化の先にある創造へと果敢に挑みます。

ひらめきで文化を創る

探求と交流から生まれた発見やアイデア、すなわち「ひらめき」を、個人の経験で終わらせません。その価値を社会と分かち合い、次の世代へと繋いでいくことで、誰もが探求を楽しめる文化を私たち自身の手で創り上げます。